来館規定
2025年4月10日
1. 概要
La Galerie Dior (ラ ギャラリー ディオール)
2022年、モンテーニュ通り30番地にオープンしたLa Galerie Dior (ラ ギャラリー ディオール) は、クリスチャン・ディオールと彼の後継者たちの大胆なビジョンに触れることのできる場所です。独創的な舞台背景として物語を紡ぎ、年間2回の改装を経たラ ギャラリー ディオールは、パリのオートクチュールのエスプリを体現しつつ、歴史発祥の地の記憶を永遠にとどめます。
これらの規定は誰を対象としていますか?
これらの規定は、当館の屋内、屋外スペースを訪れるすべての来館者に適用されます。
2. 来館案内
1 – 営業時間
ラ ギャラリー ディオールは、午前11時から午後7時まで、火曜日を除き毎日開館しています。特別な文化イベントやプライベートイベントのため、通常営業時間の前後に開館する場合があります。
最終入館時間は、受付終了時間の1時間半前です。閉館時間の30分前より、退館の準備をお願いする場合があります。
1月1日、5月1日、12月25日は休館いたします。
当館のディレクターは、例外的な状況において、営業時間を変更する、または一定の制限を設ける場合があります。このような場合、ラ ギャラリー ディオールおよび当社ウェブサイトの両方で、制限や変更した営業時間について告知いたします。本来館規定は、その他のすべての状況下で完全に適用されます。
例外的な制限や営業時間に変更が生じた場合、チケットの払い戻しは対応いたしかねます。
2 – 料金と入館料
展示スペースに入場するためには、料金をお支払いいただく必要があります。チケットの価格は以下のとおりです。
• 大人 16ユーロ
• 割引料金 12ユーロ
割引が適用される方:
• 10~26歳の来館者
• 教師
• 学生
入場料無料でご利用いただける方:
• 10歳未満のお子様
• 障がいのある方とその同行者
• 失業者
• CCiJPパスを保有するプロのジャーナリスト
• ICOM-ICOMOSカードを保有する博物館関係者
割引または無料チケットの利用には、資格の証明書の提示が必要です。
販売に関する一般利用規約は、当社ウェブサイト (www.galeriedior.com) でご確認いただけます。
チケットに記載の日時にご来館ください。お客様に安全かつ快適にお楽しみいただくため、繁忙期にはチケットに記載されている時間帯にかかわらず、お早めにご到着のうえ入館まで少しお待ちいただくようお願いする場合がございます。
チケットは、ご来館中も大切に保管してください。有効なチケットの提示をお願いする場合がございます。
チケットの返品、交換、返金はいたしかねます。
3 – アクセシビリティ
ラ ギャラリー ディオールでは、可燃燃料を使用していない場合、館内で車椅子をご利用いただけます。車椅子が必要な場合は当館でご用意しておりますので、インフォメーションデスクまでお申し出ください。
座り乗りタイプのベビーカーは、コンパクトで展示品に支障をきたさないものに限り館内でご使用いただけます。寝かせるタイプのベビーカーやバックパック型のベビーキャリアはご使用いただけません。
当社は、第三者が車椅子または車椅子利用者から被ったいかなる怪我または損害に対しても責任を負いません。
4 – 優先アクセス
事前に特定の時間枠のチケットをご購入いただいた方、および妊娠中の方、障がいや身体的な理由で移動が困難な方は、ラ ギャラリー ディオールへのご来館の際に列にお並びいただく必要はありません。妊娠中の方や、身体に不自由がある方は、館内のエレベーターを優先的にご利用いただけます。
5 – セキュリティ
その性質や目的により、来館者、スタッフ、施設、建物、展示品に支障をきたす可能性のある物品を、館内に持ち込むことは禁止されています。
これには、具体的に以下が含まれます。
• 武器および弾薬 (弓、スリングショット、野球バット、ブーメラン、エアソフトガン、レプリカの武器を含む)
• 鋭利な、尖った、または重たい鈍器
• 爆発性、可燃性、または揮発性物質
• 違法の製品や物質
• 他の来館者に迷惑をかける、または展示品に何らかの形で害を与える可能性のある、重い、かさばる、またはにおいのするもの
• 芸術作品または骨董品
• 動物 (お身体の不自由な方は付き添いの方とご来場いただくか、適切なハーネスを装着した盲導犬や介助犬をご同伴いただけます)
• 大型のバッグや手荷物
• 機械式または電動式のスクーター
• 飲食物
このリストに掲載されていないものについては、当社のスタッフと警備員がリスクレベルを判断します。
到着時の保安検査中に禁止されている物品を携行していたことが判明した場合、入館を拒否したり、警察に電話したりする場合があります。
3. クロークルーム・その他のサービス
ラ ギャラリー ディオールの営業時間中は、クロークを無料でご利用いただけます。ただし、スペースに限りがございますのであらかじめご了承ください。
フランスの国家安全保障計画の下では、大型のバッグ、バックパック、スーツケースはお持ち込みいただけません。
6 – クロークルームの必須使用
以下のアイテムは、館内にお持ち込みいただけません。クロークにお預けください。
• 傘 (折り畳んでバッグに収納できる場合を除く)
• 42 x 29.7 cmを超えるバッグ、バックパック
• モーターサイクル ジャケット
• 自撮り棒、三脚など、写真撮影のためのスタンドやその他デバイス
• ベビーカー (館内が混み合っている場合)
展示品に支障をきたす可能性がある場合、バッグ類は肩掛けではなく手にお持ちいただくようお願いする場合があります。
7 – 貴重品
以下の品はクロークルームに預けないでください。
• 現金、重要な書類、身分証明書
• 小切手またはクレジットカード
• ジュエリー、カメラ、コンピューター/AV機器、携帯電話などの貴重品
• 危険な物品や物質
• 壊れやすい物品
当社は、クロークルームに忘れられた物品の損失または損害について、一切責任を負いません。
8 – 紛失物
クロークに預けた物品はすべて、閉館前にお受け取りください。閉店前に回収されなかったアイテムは、紛失物として48時間保管されます。
腐るおそれのある物品は、毎日閉館後に破棄されます。
安全上の問題がある場合、当社は、館内に残された封をした梱包物やクロークルーム意外に放置された梱包物を破棄する権利を有します。
9 – インターネットアクセス
ラ ギャラリー ディオールの館内では、パブリックのWi-Fiネットワークをご利用いただけます。当社のWi-Fiへの接続を希望される場合、はじめに関連する利用規約に同意する必要があります。
4. 来館者の行動
ラ ギャラリー ディオールへの来館を妨害するような行動はご遠慮ください。来館者、スタッフ、施設、展示品の安全に支障をきたすような行動は禁止されています。
態度、服装、言葉遣いが攻撃的または周囲に迷惑をかける場合、当社は入場を拒否する権利を有します。
10 – 来館中の規定
来館者、スタッフ、施設、展示品を危険にさらす、または危害も与える恐れのあることをしてはいけません。特に、以下の行動は禁止されています。
• 展示品に触れる
• 展示品、装飾、スタンド、その他の展示設備に寄りかかる
• 立ち入り禁止のために設置されたロープやバリアを横切る、または緊急時以外に非常口を使用する
• 鉛筆以外の筆記具または画材を使用する (当社の許可がある場合を除く)
• 鉛筆、杖をはじめとする、展示品を破損する可能性のあるものを使って展示品を指し示したり、展示品の方向に向けたりする
• 館内にポスターを貼る、または落書きや跡、シミなどを残す
• 展示スペースで飲食する
• ごみを落とす
• 館内の通行を妨害する、または通路や出口を塞ぐ (特に、階段に座ることは避けてください)
• ベンチや床に横たわる
• 館内のいかなる場所での喫煙 (電子タバコを含む)
• ビーチウェアの着用、上半身の露出または裸足
• 顔を隠すための布の着用
• 騒音を立てて周囲に迷惑をかける (特に、機器を大音量で鳴らす、携帯電話を通話や当社のデジタルガイドへのアクセス以外の目的で使用するなど)
• 正当な理由のない、火災報知器や火災安全装置の使用
• 私物の放置 (短時間であっても)
• お子様から目を離す
• 肩車
• 酒気を帯びた状態での入館
• アンケート、取引、広報活動、プロパガンダの実施、またはチラシの配布
• スタッフやその他の来館者を侮辱する、または攻撃的・暴力的な行為を行う
11 – スタッフからの指示
来館者の快適さと安全のために、スタッフまたは警備員による健康と安全に関する推奨事項または指示に従っていただく必要があります。
5. 安全
12 – 事故の報告 – 支援
事故や異常に気づいた場合は、皆様の安全を確保するため、ラ ギャラリー ディオールのスタッフまたは警備員にお知らせください。
いかなる事故、異常、体調不良も必ずスタッフに報告してください。救急隊が到着するまでの間、必要に応じてスタッフが応急処置を行います。
医療従事者が来館中に他の来館者の救護を行う場合、その来館者が館内から安全に搬送されるまで付き添う必要があります。このような場合、事故に対応したラ ギャラリー ディオールのスタッフとファーストレスポンダー (救急隊員など) にご連絡先をお伝えください。
来館中に怪我を負ったり、物的損害を負ったりした場合は、ラ ギャラリー ディオールに賠償請求をすることができます (請求は書面で行い、必要な証拠をすべて添付する必要があります)。
13 – 迷子になった未成年のお子様
来館中、未成年のお子様に対してはその保護者が常に責任を負います。お子様が保護者とはぐれてしまった場合、スタッフがインフォメーションデスクに同行します。閉館時間になっても保護者と再会できなかったお子様は、最寄りの警察署に引き渡します。
14 – 盗難
館内で盗難または盗難未遂が発生した場合、ラ ギャラリー ディオールは、そのエリアを閉鎖して、来館者の退館時に警備員による捜索を行うなど、特別措置を実施する権利を有します。
15 – CCTV (閉回路テレビ) システム
ラ ギャラリー ディオールの警備部は、来館者、スタッフ、施設、展示品を保護するため、館内でCCTVシステムを運用しています。本システムは、EU一般データ保護規則 (GDPR) 2016/679 第6条第1項(f)に基づき、正当な利益を根拠としてデータを記録します。入口に適切な標識を設置し、本システムの使用を告知しています。記録動画は30日間記録・保管されます。来館者は、GDPRに従い、ディオールのデータ保護担当にEメール(privacy@christiandior.com) で、またはディオールの警備部門 (+33 1 40 73 54 44) に電話で問い合わせて、ご自身の映像を閲覧する、または個人データの保護に関する追加情報を求める権利を行使することができます。
16 – 団体訪問
来館者数を管理し、来館者に最善の体験をお届けするために、特別な場合を除き、団体訪問は受け付けていません。この規則を無視した場合、当社は適切な措置を講じる権利を有します。
6. 写真撮影、動画撮影、録音、複製
17 – 展示作品の写真撮影
展示作品の写真撮影は可能ですが、作品保全の理由により、フラッシュ、その他照明システム、また三脚を使用してはなりません。
18 – 特別許可
技術施設や設備、スタッフの写真撮影および動画撮影は禁止されています。
スタッフ、他の来館者、または著作権で保護された作品の録音、動画撮影、写真撮影を希望される場合、まず、ラ ギャラリー ディオールのディレクターからの許可を得る必要があります。同時に、ディレクターを通して該当作品の著作権を持つ人物や関係スタッフ、または関係来館者からの許可を得る必要があります。
第三者によるこれらの規則違反が発生した場合、または第三者からの申し立てがあった場合、当社は一切責任を負いません。
19 – 特別規定
上記の規則を損なうことなく、職業上の写真や動画製作、ラジオやテレビ放送の録画は、ラ ギャラリー ディオールのディレクターの承認が必要であり、特別な規定が適用されます。
7. その他の規定
20 – クレーム
クレームや提案は、インフォメーションデスクに直接投稿するか、ラ ギャラリー ディオールの管理部門まで以下の住所宛に書面で連絡してください。
La Galerie Dior, 11 rue François-Ier, Paris 8e, France
21 – 本規定の公表
来館規定は、ラ ギャラリー ディオールのウェブサイトにてご覧いただけます。また、インフォメーションデスクで確認することもできます。
22 – 規定違反
当社は、本来館規定を遵守されない来館者に対してラ ギャラリー ディオールへの立ち入りを禁止し、必要に応じて訴追を行う権利を有します。禁止措置は、一時的な場合と恒久的な場合があります。当社の決定は直ちに有効となり、対象者への返金対応は一切行われません。
警察は、必要に応じて随時当館へ入館する許可を得ていますのでご留意ください。