アズディン・アライアが収集したディオールコレクション
今年の秋、ラ ギャラリー ディオールとアズディン・アライア財団は、クリスチャン・ディオールのコレクターかつ敬愛者であるアズディン・アライアに焦点を置いた、比類なきダブルエキシビションを開催します。
アズディン・アライアは、非常に早い段階から密かに、偉大なクチュリエの芸術を映し出す重要なヘリテージ コレクションを収集し始めました。アズディン・アライア財団が大切に保管している約600点に及ぶ作品群からも、ディオールが特別な存在であることが窺い知れます。ラ ギャラリー ディオールでは、100点以上の作品を披露。クリスチャン・ディオールとその後継者であるイヴ・サンローランからジョン・ガリアーノまでに対する敬意が感じられる展示となっています。
「Christian Diorのモデルは、アズディン・アライアが揺るぎない情熱を注いだ飽くなき探究心を証言しています。神秘的なドレスや軽やかなペチコートを「立ち上がらせる」繊細な構造を追求し、彼は青年期の夢を巧みに表現したのです」オリヴィエ・セラール アズディン・アライア財団 ディレクター。
並行して、アズディン・アライア財団は、パリの会場で、この二人の「クチュール界の巨匠」の作品を斬新な方法で展示します。1956年にディオールに数日間雇用されたアズディン・アライアにとって、モンテーニュ通りでの厳しい作業場は強烈な思い出として刻まれました。アズディン・アライアが収集した約30点のクリスチャン・ディオールのデザインが、同じ数の彼自身の作品とともに展示されます。チュニジア出身のフランス人クチュリエの作品に現れる、「ニュールック」の生みの親による影響をご覧いただけます。
このデュアルエキシビションでは、オリヴィエ・サイヤールがガエル・マミンと共同でキュレーターを務めました。メゾン ディオールの歴史を目の肥えたコレクターの目を通して再解釈し、クリスチャン・ディオールとアズディン・アライアの魅惑的なやり取りを披露します。
ラ ギャラリー ディオール:アズディン・アライアが収集したDiorコレクション
2025年11月20日〜2026年5月3日
The Dior Gallery, 11, rue François-Ier, Paris 75008
ラ ギャラリー ディオールは、火曜日を除き、毎日午前11時から午後7時まで開館しております(最終入館時間は午後5時30分)。
アズディン・アライア財団:二人のクチュール界の巨匠、アゼディネ・アライアとクリスチャン・ディオールの作品展示
2025年12月14日~2026年5月3日
Azzedine Alaïa Foundation, 18, rue de la Verrerie, Paris 75004
午前11時から午後7時まで開館